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最新号紹介
セラピューティック・リサーチ
セラピューティック・リサーチ 2025年 10月号

Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。
国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

  • ● INFORMATION:日本バイオシミラー協議会メディアセミナー
     バイオシミラーって何? 将来も安心して医療を受けるために
      -乳がん患者,専門医の立場で考える今後の在り方-
  • ● INFORMATION:製薬協メディアフォーラム
     急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスと新型コロナワクチンの有効性
      -情報発信におけるJIHSの役割-
  • ● ORIGINAL ARTICLE
    鉄欠乏性貧血患者を対象としたデルイソマルトース第二鉄の一般使用成績調査
      -中間報告-

     Using baseline scores to predict decay of impact
      in patient–doctor communication
      after a health education program
  • ● INFORMATION:循環器トライアルデータベース 最新情報

今月号のトピック
● INFORMATION
日本バイオシミラー協議会メディアセミナー
 バイオシミラーって何? 将来も安心して医療を受けるために
 -乳がん患者,専門医の立場で考える今後の在り方-

持続可能な医療を目指して
-がん治療におけるバイオシミラーの役割-

原 文堅(愛知県がんセンター 乳腺科部 部長)

バイオシミラーは,先行バイオ医薬品と同等/同質の品質,安全性,有効性を有する医薬品と定義されています。先行バイオ医薬品においても製造承認後に製造プロセスを変更する場合があるため,変更に伴う同等性/同質性を評価するガイドラインICH–Q5Eに基づいて認可されています。バイオシミラーも同様にICH–Q5Eで評価されており,先行バイオ医薬品と効果は変わらずに薬価が安くなり,医療費の抑制や治療選択肢の拡大に寄与すると考えられます。しかし,バイオシミラーは十分には浸透しておらず,理解が進んでいないのが現状です。

日本バイオシミラー協議会メディアセミナーでは,乳がん専門医の立場から原 文堅氏(愛知県がんセンター 乳腺科部 部長)が,バイオシミラーが果たす役割,今後の取り組みについて解説しています。

小誌では原著論文,総説,症例報告,短報などのご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。

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